藤原直哉氏 令和5年5月 時事解説・時局分析 個人的メモ&動画書き起こし

はじめに

株式会社あえるば」が提供している、国際経済アナリストの藤原直哉氏が語る時局分析・時事解説(無料版)Youtube動画の個人的な備忘録です。

メモの内容は私の意見ではなく動画で語られている内容の要約である点を予めご了承ください。

動画リンク

内容

1、トランプ革命は止まらない

・これから日本と世界に何が起きるのか

・テキサス州がデジタル金貨を発行すると何が起きるのか

・日本は米ドルとディープステートの最終処分場

人口拡大していた時代は争いが絶えなかった。希少な資源の取り合いをやっていた。誰かが財産の運営をしなければというときに強いものが取り仕切っていた。DSが先に存在してその下に国家がある。財産をある程度自由に皆がもてるようになったが、その財産はDSが分け与えたのである。

今の世の中を考えるとDSの役割は終わったのだと思う。DS→王様→民主主義という流れだが、王様は第一次大戦でいらなくなり、今はDSも排除の流れ。ウォールストリートジャーナルに若い人の間で信仰が復活しているという記事があった。DS無き後は神が出てくる。それは宗教でなくごく自然な信仰心である。DSの上の善神と民衆が、DSと悪神を挟み撃ちにしている。

恐慌は入り口であり、最終的に金が払えなくなったものを乗っ取る、これがDSが恐慌で稼ぐやり方。アメリカドルはカジノのチップであり、日本やアメリカなど各国に賭場がある。それぞれ売り買いしているが、損した相手に貸金をして、もっとつぎ込ませて破綻させる。分かりやすく言うとこれがDS王侯貴族のビジネスモデル。結局カジノは負けさせて借金させて全財産を奪う、いわば街金のやり方、これが典型的な手口なのだ。

恐慌とは、通常はもっと国に過大な借金をさせて追い詰めるための道具立て。これが30年間世界の国をDSが乗っ取っていった手口である。ロシアや韓国などしてやられた。
しかし、今回よく見て欲しい。これが全く無い。シリコンバレーバンクもジェネラルリパブリックも潰れたが、ソロスから巨額の金を借りたという情報は聞かない。いわば、街金の金を借りないでそのまま潰してしまう、するとDSは儲からない。

例えるなら、カジノでみんな遊んでいたら怖い人がやってきて、胴元が退場させられてチップが廃止、賭場が潰されたと、そういう状況である。チップのアメリカドルは紙くずになる。

借金が今払えないところはどうするか、これはトランプが金貨を与えて救う方針になった。しかし、心得違いの連中は引き続き旧ドルを使えと言う話。しかし、これもハイパーインフレで紙くずになるから、トランプ側に乗り換えたいなら改心が必要になる。
新興国もロシアがBRICSなどで面倒を見る体制が整っており、借金に困った国が欧米のDS金貸しから金を借りないよう世界的に算段している。
BRICS加盟国は今のところ19か国。雪崩を打ってきている。

ロシアのスベールバンクは新しいデジタル通貨を去年から出してきている。その前からガスを裏付けにしたルーブルなど上手くいってSWIFTが止められても問題なくロシアは運営している。マクドナルドが無くなってもハンバーガーはあるし、トヨタの工場が閉鎖されても車が無くなって困ってはいない。ちゃんと段取りしてある証拠。

つまり、ドルユーロの裏付けのないルーブルを世界で受け取ってくれるロシアの友好国は3/4あるということは、ずいぶん前からプーチンもトランプも準備していたはずで間違いない。ドルユーロは街金の道具で、新しい通貨でやり込めようと了解を世界各国が了解をとっていたに違いない。

そうするともうDSは街金業を営めない。ということは、彼らからゴールドを取り上げたのだ。戦前の金本位制は日本でも身売りなど悲惨な事になった。昔は賭場のチップはドルでなくゴールド。スペインや植民地から強奪していたゴールドで、これをバッグに商売させられていた。何かあると金を抜かれて財産丸ごと国をとられた。それがイギリスの世界支配の方法であった。
プーチンとトランプはゴールドを大量に持っていて、これはイギリスほかヨーロッパDSが持っていたゴールドを奪ったのだろう。

賭場を用意しても入らない国にはDSは軍隊を仕向けて戦争して国を乗っ取る。リビアのカダフィやイラクのフセインなど、DSに殺された。アフリカ諸国など悲惨で、とりわけプーチンに感謝している理由が分かる。
無理やり賭場に連れていかれて抵抗すると軍隊を差し向けられる、よっぽど悪い連中がDS。

だから、ずいぶん事態は進んできて、今回の恐慌は様相が違う。街金と心得違いを潰すための恐慌。

それで心得違いがたくさんいるのが日本。使い道も無く金が貯められたら相続税で国が持ってくだけ。本当に日本人が世界の事をよく分かっていて、金を有効に使っていたらこんなことにならなかった。欧米のDS連中はこの30年間笑いが止まらなかったと思う。相続しても生き残るように事業を興したり資源にしたりなんて100人中1人もいるかいないかだ。だから金が無くなってもどうでもよいのだ。

2、日本国内も二極分化が止まらない

・今年度、増収増益を見込む日本の会社は4社に1社ある

日本国内は2極分化が進展している。帝国データバンクの最新統計で2023年度の予測を見ると、増収増益を見込む会社は4社に1社ある。これは凄いことで、大企業より中小企業の方が元気がいい。見込み違いもあるが、売上も利益も増えると見込めているという所がすごい。

DSにみぐるみ剥がされるということがないのであれば、弱い立場でも生きていける。食い物にしない新しい秩序が生まれるだけでもだいぶ違う。

・個人も立ち位置と縁の広がりで未来が大きく違ってくる

とにかく疲れ切るような立場にいると難しい。副業もやるべきだし、知って行って見て会ってをするためには、ある程度のお金と時間は必要である。

ロケットのエンジンをもう一度フカして軌道を変えないとどうにもならない人は結構いる。みんな切り札をもっているがまだ使っていないように見える。新しい境地を開く勇気とバイタリティーがあれば現状突破できる。

しかし、追い詰められた生活をすると夢遊病者やお地蔵さんになってしまって動けなくなってしまう。これを打破するにはちょっとした縁が必要。縁を広げることがとても重要

ひたすら、知って行って見て会ってを続ける事。これにより立ち位置が変わって縁が生まれて人生が変わる、そういうテコになるのだ。

・これから潰れるものはいま既にエネルギーが抜けている

世の中量子的な性質があり、時代は前に進むだけでなく後ろに戻ることがある。どういうことかというと、未来の予兆が今に現れることがある。これから発展するものは今エネルギーが高まっている。これから潰れるものはいまからエネルギーが抜けている。

今回の恐慌はえらく静かだ。つぶれていく銀行もすっと潰れていく。七転八倒の大騒ぎなどない。これは完全にエネルギーが抜けている証拠。生気が抜けて抜け殻になった状態。そうなったら枯れた枝のように壊れるのは早い。
業界でも電通や博報堂は全く新しいものが見えてこない。辛うじて息している位の感覚。財務省や日銀も静まり返ってひっそりと息をひそめている。

これらの組織は実質破綻だが自分が最後の責任をとりたくないからババの押し付け合いをしている、ハッキリ言ってこういう状況だろう。ひたすら無言でイライラしながら動き回っている。そんな様子に見える。エネルギーが抜けて死んでいく時は静かに死んでいく。

逆に、知って行って見て会ってはエネルギーが多いところ。エネルギーが高い所にみんな集まってくる。自分自身のエネルギーが低い時には、エネルギーが高い縁に集まると自分も元気になって明るくなってくる。

空即是色・色即是空で、エネルギーがあって、エネルギーが抜ければ形が消える、エネルギーが高まれば形ができる。こういう世界が日々展開されている。

3、欧米の世界支配の終りが隅々に行きわたる

・2018年に既に冷戦の終結が米露で合意されている

冷戦の終結ということは戦争が終結したということ。戦争の理由は先述の通り金の貸し借りで発生する。

これからは強い弱いがあっても生きていける時代。杉の木の麓は草が生えないが移動して種を撒けばいい。そういう形で自然に従って、ゆっくり高い所に自分自身で伸びていけばいい。

この先は信仰心が無いと生きていけない、つまり、大自然のエネルギーを受けて生きていく、これが当たり前の時代になっていく。
無限の宇宙に向かって有限の人をどれだけ偉大にさせていけるか、これからの物語である。

豊かな地域は限られてきて、歴史上これらは権力者により奪い合いになっていた。
地球上どこでも人が安心して暮らせるようになる。衣食住を確立しなければならない。
これがちゃんとできないと民族自立はできない。たえざる調整をして不平等がないように土地の良しあしがないようにして定住する。
そこまで持っていければ冷戦の終結は本当に形になるのであろう。

例えば日本の歴史で言えば、部族が地域地域で群雄割拠していた時代があり、天武天皇のときに万世一系の天皇としてひとつの日本とした。また、明治時代の日本は江戸時代の藩がなくなった。

信仰心が無い人や奇矯な信仰心を持っている人は世界秩序から排除される。衣食住の改善は日本が世界に貢献できる分野。

・マネーの支配がない経済と生活の姿

マネーの支配があるから、イオンがわが町にいきなりできる、台湾の半導体会社が工場をいきなり作る、などが起きる。

マネーの支配がないと分権化された世界。支配とは占領であり、占領は支配される相手側に同意がない。民主主義は民衆の同意が前提の世界。
マネーの支配というのは条件付きの合意。本当の民主主義ではない。

占領無くやるには個人の力を蓄えさせていくしかない。占領は見返りがあり、工場造れば働け、など従えればそれなりに生きていくことができた。
しかし、これがないとなると、植物と同じでイチから気づいていかないといけない。大変な苦労だ。

占領の無い世界は、各自の大きい小さいはいわば遺伝的な要素であり、多様性として受容される。
自分の特徴にあった、住みよい場所を選ぶ、これが最初にやることになる。

そのためには知って行って見て会ってをすることになり、結局最初に戻ってくる。

ちょっと前までは人口増加時代で命は粗末にされてきたが、これからは人口減少時代だから個人・一人でも尊重される。だから自分に合った場所を選ぶことが大事。

今までは占領を受け入れなければ社会人として未熟だよ、などと言われてきたが、これからはそうではない。

全く一人では寂しいじゃないかという指摘があるが、ここで信仰心が出てくる。神仏とのコミュニケーションの中でここで生きていこうという考えが生まれる。マネーの支配がない場合は全く一人では耐えきれないと思う。

だからトランププーチンが信仰心が大事と言ったのはすごく重要な事なのだ。例えるならパスポートを持たずに外国に行くようなもの。

今まではマネーが悪神を使っていて、まともな神の動きを止めていた。そういうこと。最後の幕はマネーだった。これが開いたら未来が見えた。

・カネがなければ戦争ができない

4、大宇宙との交流が新時代のパラダイムに

神仏とはあの世の世界であり、パラレルワールドでもある。信仰の力で大宇宙に広げていく。今までもそういう人達はいたが、マネーに邪魔されて前に行けなかった。

・自然免疫、発酵、UFOなどなど、パラダイムを広げて統一へ

精神を最初に持ってきて精神と体を均等にもっていく。これが大事な人生。神仏の声も大事だが、それだけに振り回されていてはダメ。現界の人間の法則も守らないとだめ。

信仰の世界だからどこまでも詰める事はできないが、安心して暮らせる世界ができる。今みたいに論理的に詰め切った世界だから息苦しくなる。

全体が静かに融合して統一すればよし。

・信仰の大切さは世界の人々が再認識しつつある

プーチンはロシア正教には特別な仕事があると言った。ロシア正教はロシアの全ての宗教と民族を尊重する役割を持つと言った。これは凄いこと。

信仰心があったら殆ど24時間365日金儲けに邁進することができなくなる。ウォール街は儲ける事なら何でもやれという考えで、信仰心なんてあったら金儲けの攻撃性が薄れてしまう。

ウォールストリートジャーナルが信仰心が大事などと言うのは本当に変わったと思う。

やる気とは天からのインスピレーション。頭が冴えて心に温かみが生まれて腹が座る。この時に人間は本当に偉大な仕事が出来るのだ。

・天と地と人の壮大な物語が進行していく

天を覆っていたマネーがなくなり本当の信仰で良き神と繋がる。地というのは可能性で過去からの遺産である。それが偉大な未来を創る原資になる。

土もその場所固有の個性を生む。人も天と繋がるが、どの場所に足を付けるか。人という感じは上が天に繋がって、2つの足は地についている。

実際にトランププーチンが冷戦を終わりにしてデジタル金貨を出したり、こういう方向性意外に未来を創る方法があるか?
彼らは革命を起こして悪党たちを葬った。二度と悪党が出てこない素晴らしい世の中を実現するためには、これ以外にあるか?

何度も言うが「信仰」を持ってきたことが大きなパラダイムだ。パラダイムの変化は歴史的に沢山ある。インターネットや原子力、電気、金本位制などだ。今度はパラダイムの変化は天にまで届いた。

従って、この先は信仰心があるかないかで人生が決まる。何教という話ではない。まともな神との対話交流ができるかということ。

その土地に相応しい衣食住を完結させ、満喫して人々が生きることができること。そこをやっていけばいい。あらゆる技能技術を総動員してこれを目指す。日本はいくらでも貢献できることがある。

2023年度は大きなターニングポイントとなる年。大きな楽観論と行動力をもって突破していってほしい。

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