藤原直哉氏 令和5年11月 時事解説・時局分析 個人的メモ&動画書き起こし

はじめに

株式会社あえるば」が提供している、国際経済アナリストの藤原直哉氏が語る時局分析・時事解説(無料版)Youtube動画の個人的な備忘録です。

メモの内容は私の意見ではなく動画で語られている内容の要約である点を予めご了承ください。

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内容

1、イスラエルで戦争が始まった

シオニストはユダヤ教徒ではない、中東和平はシオニストの排除であることが突如として世界に明らかになった

いよいよイスラエルで戦争が始まった。最終決着となりパレスチナに平和が戻る時が来た。25年前から私はイスラエルが最後に仕留められるシナリオを聞いていて、その通りに進んでいることに驚きを禁じ得ない。イスラエルの秘密もあばかれているが、その内日本の秘密も暴かれるのだろう。ハルマゲドンの様子を固唾をのんで見守っている。

ユダヤ人とシオニストとイラスエルの3つは別々の概念だということが、世界がようやく明確に理解してきた。ガザ地区とイスラエルの国境は簡易な国境で、宿敵ならもっとベルリンの壁のように強固にするはずだろう。要するにハマスというのはイスラエルのシオニストとマッチポンプの仲である。それで今回安心してたらハマスの方がトランプに制圧されていて、本気でイスラエル相手に出てきたのが今回の攻撃。

今日のRTにコロンビアの大統領がイスラエルの攻撃を非難していて「ハマスを作ったのはイスラエルだと言った」。それについてコロンビアのイスラエル大使が反論した。
確かに「ハマスはイスラエルのモサドが作った」そして、「シオンの長老たちが湾岸のアラブ一族を作った」のだと言った。
この2つは衝撃発言で、マッチポンプであることも、アラブの王族が悪神の一族であることも暴露している。
また、コロンビアの麻薬カルテルを作ったのは鼻筋の高いユダヤ人、つまりシオニストだと自白している。

そして、最近だとシオニストとナチスが深い関係にあるという論文も出てきた。第1次大戦後、台頭してきたナチスドイツに対して経済的実権を持っていたユダヤ人が経済封鎖をかけるが、その封鎖破りをしたのがシオニストだったらしい。
アイヒマン裁判のアイヒマンは、シオニストとナチスを繋ぐ大きな柱だったらしい。イスラエルという国が建国される前は、シオニストとナチスがべったりだったのはみんなの常識であったそうだ。
ところが、イギリスは悪い奴で、シオニストを使ってユダヤ人国家イスラエルを無理やり建国させる。そして、シオニストが一番敵としたユダヤ教を乗っ取り、ユダヤ人側の人間はイギリスの策謀により背乗りされたのだ。とても凄いことだ。
ちなみに、アイヒマン裁判はイスラエルに連行されてガラスの中で裁判がされたが、イスラエル建国以前のナチスとシオニストの関係をばらされると台無しになるので、それを喋ったらマイクを消すためにガラスの中へ入れていたのではないかととある論文で書いてあった。

シオニストの一番後ろの「シオンの長老たち」、これはトランプにより排除されたのだろう。彼らはイギリスが使っている道具である。
サウジの王家、イギリスの金を動かしていたのロスチャイルド、この金で悪さをするのがソロス、QAlertにこの3本を潰すことが初期に書かれていた。
中東和平は2020年にアブラハム合意でまとまっており、その合意通りに世界はまとまっている。アブラハム合意ではネタニヤフは無理やりトランプに連れられてサインさせられた。今となっては本当の顔がバレて「シオニストの頭目」だとなって、シオニストと共に地獄に落とされる。そこに立っている。

さまざまな預言がどの程度実現していくのか

25年前に聞いた話では、ロスチャイルドの金とロシアの軍事力でイスラエルは作ら、イスラエルが暴走したらそれを止めるのはロシアしかいないと聞いた。イスラエルはアメリカに寝返ったのでロシアの恨みは大きい。

具体的には、戦争がエスカレートすると、イランとイスラエルでミサイルの打ち合いになる。そして、イランが打ったと称してイスラエル自身がイスラエルに核爆弾を打ち込んで、「ユダヤ人がホロコーストされた」とわめいえて世間にイスラエルの正当化をさせようとする。そこでイスラエルが核を打ち込むときにそれを止めるのがロシアの役割、という話。現実に核攻撃報復演習を戦争が始まってから既にロシアは行っている。

ただ今の様子だと、戦争は最後まで行く可能性がある。ネタニヤフ達バックの連中は切腹できない人たちだからロシアに仕留められるまでエスカレートするのではないか。これはハルマゲドンだ。

聖書には第三神殿が出来たときに古いものが壊され新しい時代が来るとある。今の文脈だと、トランプの中東和平が第三神殿の様な気がする。

今回エルサレムを信仰の首都にすれば永遠の平和となる。日本で考えれば都が奈良から京都に移され、政治も天皇も置いた時から1200年安定的に国が続いている。それでいうとアメリカ大使館を商業の街テルアビブから信仰の街エルサレムへ移した。まだ形は出来ていないが、キリストユダヤイスラムの和合ということで第三神殿という意味なのではないか。

また、16世紀のノストラダムスの予言によると、最後西側世界が亡びる時に2つの出来事が起きるという。1つ目が911事件、2つ目が今回の事件かもしれない。

トランプは9月28日にこれから5か月以内にバイデンを負かしてアメリカを取り戻すと言っている。イスラエルも仕留めて作戦も完了で、亡命政権のトランプ政権が表舞台に戻ってくるということなのかもしれない。
そうするとシオニストを滅ぼすというのも予定の内で、それなら2月までに治まるかもしれない。

ナチスもシオニストも米政府の支援が止まれば終わり

大統領補佐官サリバンがウクライナ支援の予算は終わりといっていた。EUもウクライナ支援は半額にした。シオニストの方は偽装攻撃自爆攻撃で行くみたいだからアメリカも巻き込まれる。

今のアメリカ政府の裏側はシオニストが操っていたので、一緒に沈むのだろう。武器は結構イスラエルに送っているがシオニストを助けることは出来ないだろう。アメリカ自身が海外から返ってくる。

今回不思議だと思ったのは夏くらいからイスラエルの企業がイスラエルから出国していった。今までイスラエルはマッチポンプをやっていたからハマスとの間で紛争が高まっていてもイスラエルのユダヤ人は安心しきって心配する様子も逃げ出すこともなかった。
しかし、この夏から本気で逃げ出し始めた。あれ、今までと全然違うぞ、と。つまり、イスラエルは本気で攻められるという情報があって、耳打ちするものへの耳打ちが終わっていた。南ベトナムやアフガニスタンの最後と同じとなることが見えていた。

シオニストとナチス、支援していたアメリカ、日本の戦争屋もみんな終わり。

米軍もNATO軍も戦えない軍隊であることが鮮明化

最近、中東の米軍基地が爆撃されている。イスラエルが戦争でも米軍は動かない。ウクライナもNATO軍が出て最後にロシアが戦うと言っていた時期があった。全然なにも起きていないじゃないか。要するに戦えない訳だ。トランプが制圧して動けないようになっていた。
この最終局面を前に米軍もNATO軍も戦えなくされていたのだ。

そして、米軍の軍事力がなければアメリカドルは通用しない。かつて大日本帝国も日本円を担保にして満州や朝鮮で銀行券を発行し軍票を出していた。日本軍が負けたら紙くずになった。

米軍もNATO軍も崩壊するということはドルもユーロも崩壊するのだろう。一つの時代が終わったと思う。

トランプ氏が出てきて米国は自国優先の孤立主義へ原点回帰

物質文明的にはかなり後退するが、信仰を大事にする国にする精神文明の国へと、国を捻じ曲げて行こうとしている。物質で足りないことは精神で補う孤立主義への回帰。

日本で例えるなら、豪族を追い出し国民を守る天皇統治をした天智天皇の御代や、物質的には貧しかったが精神性は高くなった徳川の鎖国かもしれない。

所得と消費と生産の3つが経済を回すのに必要。これが一つの国で完結していたのが昔。これがグローバリゼーションで役割分担となった。
所得はDS多国籍企業、生産は中国、そりゃ消費だけやったら借金だけ溜まって国が潰れるのは当たりまえ。
DS潰して所得を取り戻す、中国も潰して生産拠点を取り戻す、これがトランプの政策。そしてアメリカ国内で3つの経済の柱を回せるようになる。
ロシアはエリツィンの時に危うかったが元々はそういう体制でやっている。ロシアはウクライナ戦争の西側制裁でも経済成長している。孤立主義への回帰を成功した証左。

アメリカにとって中国はDSでもあるが、中国にとってのDSはアメリカでもある。中国はドル建ての不動産投資やIT投資は排除した。生産消費所得を国内でやろうと思っているが、毛沢東の悲惨な歴史があるから今回どうやるか。

東アジアも戦争屋の排除と新秩序の構築が本格化へ

ハルマゲドンでアメリカが中東で完敗したら東アジアにもいられないと思う。日本も韓国もアメリカの占領下であるから米軍が帰れば自立せざるを得ないこととなる。

中国も共産党が排除されれば中華連邦共和国となる。台湾は中華連邦の一部になるだろう。
イスラム教徒もチベット仏教徒もいる。アメリカというDSを排除したあとは、一旦、中国は滅茶苦茶になる。中国は国を割りながら中のストレスを減らしていく方向であろう。

北朝鮮と韓国の統一は北主導だと思う。韓国経済は97年のIMF危機以降、外資系に乗っ取られていてアメリカとヨーロッパに従属している。韓国もDS支配で、DSが帰れば何も残らない。そうすると、北朝鮮は貧乏慣れしているし、高麗族は世界にも散らばっているから、北の方が強くて飲み込まれるのではないか。韓国人は過去に前例があるから、また日本に逃げてくるのではないか。

今回はちょっと形が違うが、今までの戦争屋の国際秩序とは違うところから秩序は生まれてくる。もう戦争の世代じゃない。これからの若い人たちの未来は明るいと思う。

軍の力で国を動かす時代は終わった。若い世代は平和の力で世界をよくする。Z世代の活躍の舞台が整った。信仰はあるにせよ、生活水準も考え方も世界的に似てきているから同じようなことを考えている。それは協力してやっていける。我々の世代は敵と味方、上下関係の秩序で全て物事が動いていた。Z世代はそれがないから人と人がいかようにも付き合える。P2Pの時代到来である。良い時代が来ていると思う

2、金融市場は金利の上昇でパニックが広がっている

日本を含めて各国は金利の上昇でいよいよパニックに

金利の上昇について甘く考えていた人が多かったが、いよいよヤバいぞとわかってきた。どこまで金利が上がるかがポイント。
日本は長期金利が現在0.875%、アメリカは5%を超えた。ここがピークならハードランディングに間違いはないが、金融システムが何とか持ちこたえられる可能性はある。
しかしこれ以上があがると、金融だけに収まらず実体経済も回らず、社会全体が金の力でぶっ壊されていく「バベルの塔」の崩壊になるだろう。どこまで上がるかどうかがカギ。

いまの国際金融市場はトランプ氏が復帰すればそれで終わり

今のアメリカ政府はアメリカを占領した外国軍。だから、外国軍が持ってきた債務や通貨は無効である、そして外国軍の債務に対して支払いはしてはいけないから、資産負債はゼロとなり国際金融市場が終了する。

胴元のロスチャイルドは終わっており、トランプ氏は9月の演説で後5か月以内にバイデンを負かすというから、今から3か月で実質的に終わり。早いなという印象

前から国際金融市場は潰れる潰れると言われて生き延びていたが、結局FRBも何もかも裏勘定を持っていて焼け太りをやっていてマッチポンプをしていたのだ。わざと暴落を起こして財産を奪って焼け太りをする、だからいくら危機が起きても金持ちは豊かになるばかりで潰れなかった。

今回、驚いたことはトランプが出てきて17年18年に殆ど大物を捕まえて決着をつけてしまったこと。しかし、ずいぶんやけに簡単に潰れたのは、リーマンショックでロスチャイルドは相当ダメージを受けて裏金だけで生き延びていたのだと思う。トランプはその細い細い金脈を潰した。金融はトランプ政権1期目の時に一番裏の所を片付けていたのだろう。だからあっという間に潰れた。リーマンショックで弱っていたロスチャイルドに、トランプは最後の一撃を加えた。

イスラエルの掃除が終わると一件落着で、新しいアメリカ政府の幕開けがもうすぐだ。亡命政権はワシントンに凱旋行進で晴れて戻ってくる。次の金融は量子暗号で高速な処理ができるブロックチェーンを用いた金融が出てくる。中央銀行はいらずにP2Pになる。

そういえばテキサスの金本位制はその後の音沙汰がないが、やっているという噂は聞く。戦後の農地解放・財閥解体のようなもので、各個人がゴールドを持てるようになって、それをもって金融の国際関係に復帰する。財閥解体はDS解体のこと。新しいビジネスチャンスを世界中にばらまく。

マッカーサーの日本国憲法は理想主義だと言われたが、理想主義じゃないとだめだというのが世界中明らかになった。憲法9条がこれから世界の常識となる。大きな光と熱が無ければ新時代は始まらない。
庶民が手をつないで横に広がっていく、世界全体が南朝共和国になっていく。世界中の王家は終わって北朝は終わった。だから、世界中、リーダーを各自で選んで自立していく。人為的な上下関係や主従関係を解消していって民の元で横に繋がっていく社会に軟着陸する、これが最大の使命。

巨額の不良債権と莫大な破綻を世界がいかに処理していくのか

金の話だけだったら楽だが、今回の場合は全部払いきるというのは難しい。投資もほとんど破綻しているものが多い。全部交わすのは難しい。打ち切ったとしても不良債権が残る。これを消すには対応する資産が必要。しかしないとしたら、不良債権はインフレするまで棚上げするしかないのではないか。やがてハイパーインフレがきたら棚上げの分が消える。

棚上げとハイパーインフレが同時に来ることがあって、それが敗戦。昭和21年に日本は満州や朝鮮に莫大な投資をしていた。敗戦と同時に日本円は紙くずとなり、同時にハイパーインフレが来て不良債権の価値も一気になくなっていった。

ハイパーインフレが起きると全部潰れるが、社会が壊れてしまう。アメリカは今のドルを通用廃止にして新しいドルを渡せばいい。NATOがダメならユーロも存続できないから、同じようになるのでは。資産と負債両建てて相殺して消してしまう。しばらくは相当混乱するが道は見えるだろう。

日本みたいな国はある意味中途半端で、円のままで暮らせるから不良債権は中々消えない。なので、債権債務は国内で残っているから、債務者の政府と債権者の金融機関を全部合併してしまう。これで全部消える。整理の仕方次第で未来が変わる。国によっては数年間ほっとくという手段もある。

あるいは、戦後の朝鮮銀行の処理のように、奥の手で決算しないという方法がある。90年代半ばにユニオンバンクスイスランドが最後の決算をしないで潰した。

金融の処理は限られた方法しかないから良いが、問題はそれを受けてその次の仕事と生活をどう再生していくか。未来の建設の為に如何に人が衣食住を再建するか、これが大事だ。

最後はこれしか道がないという方向性が極まれば、後はそれ通りにやるだけだからスムーズにいく。未来に戦略がないまま潰すと行くとこがないから血で血を洗う争いになる可能性もある。それがこれからの仕事である。

3、「令和」の生き方、戦略でないと乗り切れない

右肩上がりでも、デフレでもない、中身の濃い付加価値の時代

中身が濃い付加価値がないとどうしようもない時代が令和。中身を薄めた大量生産はダメ、形ばかりもダメ。
右肩上がりは誰でも量の拡大の恩恵を被れたのだから、先輩通りにまねしていれば良かった。
デフレ時代の戦略も、ひたすらコストをカットしていてけば良かった。蛮勇を振るえばこれは出来る。日本人は忍びないといって外人を使って平成半ばに大リストラさせた。

衣食住の役に立つ付加価値を作る時代。性能でも機能でもお客様の満足度、未来志向という意味で、それぞれ中身が濃くなくてはいけない。なんとなく左から右へは上手くいかない。
ある程度値段はするが買ってお値打ちだという風に持っていく。結果的に難しい必要はないが、相当な戦略がいる。時々上手くいくというのはダメで、常に品質を確保する。人間力の総動員である。

「昭和はモノマネ、平成はカタチ、令和は中身であり人間力」である。中身のある仕事は人間しかできない。人も今までは労働力という物理的な力だけで見ていた。

生活も仕事も目に見える世界と見えない世界の一体化が必要

気持ちを大事にする。価値観がきちんと定まらないと働けない。見えない世界の差が、一人の人の生き方と働き方にとてつもなく影響を与えるというのを日々皆が実感をしている。
同じ人間なのに生き生きと働く人と、働く気が全く無い人。それは人は気持ちの生き物であるということ。目に見える世界と目に見えない世界を一体化しないといけない。

目に見えない世界で豊かに元気に楽しく暮らせる世界が見えるからこそ、目に見える世界で頑張ろうと思う訳だ。目に見えない世界が真っ暗だったら目に見える世界は絶望しかない。今までなかった時代。

ある程度教育が必要であることは間違いない。二宮尊徳の村おこしは教育をしながら村おこしをしていた。両方とも大事にしていた。しかし、今回はそれ以上のものが求められる。働くだけの意欲じゃなくて、何のために生きるか。そこまで問われている。

少しずつ実行していって成功したらシェアをしていく、その繰り返しの中で世界が進化していく。

まずは足元からの再生

いきなり今の状況で全て世界が良くなるというのは考え辛い。一人一人足元からの再生しかない。自分自身で一人一人が成功体験を積んでいくこと。本当は成功体験をしているのにそう思えないのは悲劇。デフレの時代の何時もダメ出しを喰らって打ちひしがれた感覚が強いかもしれない。

苦労の後に本当の光が見えてくる。これが世の中の常。不景気だとか革命だとか大混乱という苦労があって、初めていい時代来るという、そういう時代の鉄則はある。

ここは皆さん大きく考えてもらって、苦労の先に未来が見えるように。何をして良いか分からなかったら、「知って行って見て会って」。それを繰り返すことで人は変わっていく。一人で悶々としても何も始まらない。

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