藤原直哉氏 令和5年4月 時事解説・時局分析 個人的メモ&動画書き起こし

はじめに

株式会社あえるば」が提供している、国際経済アナリストの藤原直哉氏が語る時局分析・時事解説(無料版)Youtube動画の個人的な備忘録です。

メモの内容は私の意見ではなく動画で語られている内容の要約である点を予めご了承ください。

動画リンク

内容

1、脱ドル化の進展は世界の冷戦構造が終わった証拠

・脱ドル化が世界で本格的に進展中

時代は既に走り出している。自分で自分にブレーキをかけずに進んでいったらいい。日本はドルについては殉死することになった。諦めて次に進むことが大事。

動画収録時点現在、ニューヨーク市がトランプを起訴をするという情報が流れているが、トランプが大統領、バイデン達は外国政府であると発表して、6月から軍事法廷、来年には新しいアメリカの発足とトランプ達は公表している。これまで通りおとり作戦が進んでいて、軍事法廷で次々さばいていく、そして自分が大統領であることを指し示す、この劇場が今回の起訴と言われている。

2021年3月、時の最高裁は現職の大統領は起訴できないという判断を下している。それによるとトランプが今大統領とすると起訴できない、検察当局がそれに反して起訴すると、最高裁からクレームが来る。普通は水面下で起訴を取り下げる、今回もそんな風に済ませるのではないか。
しかし、取り下げないで突っ張るとすると、最高裁が起訴できない理由をトランプが現大統領という説明をして、最高裁がトランプ側であるというのを明らかにするという、作戦もある。
外国の息がかかった政府がバイデン政権、亡命政府がトランプ政権、いよいよ敵軍討伐完了で亡命政府が戻ってくる。チャンバラは犠牲者が出るので、水面下で逮捕していく、討伐完了したらその話をするという流れ。
twitterでイーロン・マスクが暴いていく、でもその時に関係者はもうつかまって排除されている。背後のCIAや軍が排除されているからできる。
ほぼケリがついたからトランプが出てくるという流れになったのではないか。

ガーシーが白い帽子と金の縁取りが付いたワッペンが付いていた。これは作戦ではないか。ガーシーがホワイトハットなら、政治家女子48党は政治家にやられた内容を政見放送で告発して、岸田政権の現体制を崩壊に導くのではないかと思っている。作戦には順番が合って色々変わるが、そんな方向を感じる。

トランプはケネディの親戚で、反乱軍側はケネディみたいに暗殺するというシナリオがあって、暗殺を阻止してCIAの陰謀を暴くという見せ場が用意されているかもしれない。
ワクチンの問題も色々出てくるが、聖書の獣の刻印、全て防ぐことは出来なかった。神を信じるものと信じないものの戦い、こういう出来事はあまり見る事の出来ないドラマで日々感心して見ている。

金融経済は骨格が見えてきて、まず脱ドル化。世界の冷戦構造が終わった証拠。アメリカが世界を脅かしてドルを世界に使わせていたが、その支配の終了。90年代の冷戦は、アメリカと半アメリカの対決、経済はアメリカが強かった時代が長かったのでドルを放棄する国は少なかった。経済的に弱い国はますます強く搾取されるという構造だったがリーマンショックで終わった。戦争に持ち込もうという所でロシアがウクライナに攻め込み止めている。世界がもうドルを持つ理由はない。

ロシアは2014年からドルを放棄する意思を固め、通貨の裏側に金や銀が付き対外決済専用のブロックチェーン技術を使ったQFSを開発した。これなら国際金融資本は用無しとなる。2023年に政治経済金融を入れ替えて冷戦構造を完全に終結させるという予定を元々立てていたのではないか。
ドルに替わる新しい通貨が出てきたのではなく、国際金融資本が消滅したということ。これからはフラットな横のつながり、パートナーシップ型。

・ドルに殉死するの日本、英国、新欧米の中国、ベルギー

明治維新のときに徳川に殉死した奥羽越列藩同盟のようにあった。会津は酷いことになった。第二次世界大戦も日本はドイツと共に殉死した。
死んだ後のことを考えると一旦殉死させるというのもありで、これなら全部終わってくれる。

日本の政治や財界は明治から幅を利かせた連中で、稼ぎのもとはアメリカ。そして明治朝政府もまとめて終わりにするならカサンドラクロスさせないと変なものが残るだろう。第二次世界大戦後に帝国陸海軍が消滅したように全て綺麗さっぱり終わらせる。

英国はアメリカと手が切れなかった。興味深いのは中国で、一番優秀な人たちは外国に行っている。すると中国が欧米と縁を切ると親子の縁が切れる。本国が終わると子供たちも追われる。新欧米の改革開放時代の金持ちや実力者は排除するという動き。中国はロシアが後ろで支えているが、とても自力では回らない。結局、中国にとってドルというのは排除される人たちの財産という事。

・世界はトランプとプーチンが協力して新しい秩序に移行中

軍事的にはロシアが一番強く、冷戦構造の終結に反対する勢力に対抗している。しかし、世界のほとんどの国はロシアの友好国で、4/1の反対勢力は老大国だから、世界が終わるということはない。西洋の無神論者がやることは出鱈目なのでそこから離れて行こうという。新興国も伝統的価値観を大事にして良き神と共に生きていくというまともな時代に戻っていく。聖書などの予言が今起きている。

宇宙人とはパラレルワールドの生き物。重力の薄い所でパラレルワールドとの交流も活発になる。パラレルワールドの小宇宙をも超えて大宇宙も考えていく。良き神の大宇宙を理解して、狭い宗教観念から脱却し、価値観を一転させて平和に暮らす、そこまで行きつくと思う。皆がそれを分かって行動する時代になる。

2、新しい世界は管理貿易;管理投資で国際金融資本を徹底封じ込め

・大恐慌の最大の原因は昔から国際金融資本の存在

QFSの仕組みを導入しただけでは、元の木阿弥で新たなDSがまた出てくることもあり得る。従って、彼らもそれをしたくないから色々考えていると思う。

・ゴールドやシルバーとリンクした新しい通貨と、その新しい通貨は実需のモノやサービスとリンクして初めて通用する。そのリンクにブロックチェーンが使われる

ロシアが2年前に新しい通貨をやるといいだし、スベールバンクというロシアで一番大きい銀行が出すと言っている。これは一般通貨でなく対外決済専用通貨であるとのこと、そして、金や銀とリンクし、実需の裏付けがあるブロックチェーンを採用した仕組みと、非常に興味深いものである。
輸入輸出は今は自由だが、これから管理貿易となり、全て把握される形になる。対外決済は裏で同じ金額が動くことになる。何よりモノやサービスの取引で使うので、投資目的でのこの通貨購入は出来ないものとなりそう。

これはとても意味が分かることで、要するに国際金融資本を消滅させることそのものである。トランプがDS抹消すると言ったが、その為には国際金融資本を抹殺しないといけない。DSの賭場が国際金融市場で、そのチップがアメリカドルである。つまり、それに代わる通貨が出来ても誰かの資本になることができないようにしないとDS抹消できない。いわゆる富めるものが富む複利のユダヤ人の金融を許さないということ。

1920年の恐慌の分析でもあったが、恐慌が大となる最大の要因は、国際金融資本が存在する事なのである。バケツを繋いで揺らすと一つのバケツの動きが全てのバケツの動きに連動し、増幅と共振によって物凄く大きな揺れになったり、中々共振が収まらないということになるが、これと国際金融資本の仕組みは同じで、これで連中は金儲けしている。

刈り取りから始まるのが国際金融資本の発想。いいものを空売りかけてと殺して設ける。例えばナポレオン戦争のときのロスチャイルド。戦争、革命や大恐慌は彼らの絶好の稼ぎ時。彼らは意図的に仕掛ける部分が大きい。従って、そんな連中を抑え込まないと人々の塗炭の苦しみは終わることがない。

信心深い人もDSの会社に行くと神がいないことに気づき、紙を恐れずに足らずということを思い出す。そうすると自分が神という意識を持ち、紙を超えた存在だから限りなく残虐なことを追い立てられたようにやることになる。これも国際金融資本が後ろについて援助している。なので、これを潰さないと絶対にいけない。

トランプはバイデンを現代のフーバーと言ったので、バイデンがいる24年までの間は底を打たないのではないか。新しいアメリカは24年とトランプが言っているのでそれまではごたつくだろう。
その間に徹底的にDSをひっくり返すというオペレーションを水面下でやっているから、色んなスキャンダルが出てくるのだろう。

QFSなどいろんな議論があるが、その特徴は、通貨とゴールドシルバーがリンクしている。昔の金本位制・銀本位制は結構いい加減で、世界大恐慌まではアメリカもイギリスも紙幣に対して100%の準備は整えず、5割・6割位しか用意していなかった。戦後アメリカから金を持ち出す事態が続き、ニクソンの時にイギリスの金引き出しにこたえられず、金とのリンクを切り離し、ニクソンショックとなった。
その後、ニクソンはサウジアラビアに秘密裏に会って、アメリカが石油を買うからサウジはアメリカ国債を買ってくれとの持ち掛けに合意し、オイルダラーが始まった。5年前に機密文書が公開され始めて読んだときは驚いた。そういうきわどい事ばかりやってきたのだ。

これまでの金本位制も100%リンクしていないいいかげんなものだったので、今度はブロックチェーンで100%の裏付けを保証するとのこと。
また、仮需の投機的な金融投資などの取引はできないようにして、実需のモノやサービスの取引だけ使えるように制限している。

既にロシアでは外資の間接投資も直接投資も禁じられている状態である。つまり、国境を超えた投資は物凄く制限されている。これでよい。そうじゃないと人の国が乗っ取られてしまう。
昔、昭和20年代のアメリカ占領下の日本は貿易や投資は100%許可制だった。外貨の売買も100%日銀が管理していた。つまり、これに戻るということだ。それを保証する技術として今度はブロックチェーンが使われる。
一方で国内の紙幣は通常の不換紙幣(金銀と交換できない)を使うのだろう。また、固定為替はしない方向のようである。過去にアメリカの投機筋に通貨の空売りをかけられた経験があるからだろう。

大暴騰や大暴落の時はシステムが破綻することがよくあるが、17年年末18年年始で仮想通貨の相場が大きく動いた時もきちんと動いていた。世界中がここから本格的にブロックチェーンの技術を注目するようになったと感じる。

国際金融資本は完全にカサンドラクロスさせて二度と出てこないようにする流れは、キリシタン禁令に似ているように感じる。要するに、鎖国して幕府の許可がない対外取引は出来ないとなったが、戦国時代の対外取引で莫大な富を生み出していた商人を追い出してしまった。これを、ものすごい勢いで今やっているように分析している。
江戸時代も江戸の造営による好景気が元禄一杯で終わり、忠臣蔵により一転し、江戸時代はずっと経済成長という意味では停滞となった。
この時代、商家の常識が生まれ、質素倹約・お客様第一・信用第一で長いお付き合いを大事に緻密な商売をする、そういう考えとなっていた。
だから、一獲千金を今狙うと非業の死を遂げる事にもなりかねないから、考えをいち早く変える事。

・貿易や大規模な資金調達は私的な仕事ではなく公的な仕事に

ブロックチェーンを使えば取引に記録が残り、一連の連続したものとなる。すると、国際金融資本のように自分の金儲けだけのための資金移動は出来なくなってくるから、貿易や資金調達は公的な仕事になっていく。
これこそまさに戦後すぐの日本のようである。オリンピックの頃位まで外貨は割り当てがあったように思う。
海外へ金を持っていて持ち逃げするとか、変な金が日本に入ってきて会社買ったとか、そういうのは監視が強くなってできなくなるのだ。ましてや、今回国際金融資本が抹消されるわけだからそんな派手な事をする人はいなくなる。

歴史的には金融も国も開国と鎖国を繰り返すもの。極端な開国となったから、国によっては極端な鎖国になるかもしれない。貿易や投資をするという動機があるときだけ外国とのつながりが生まれる、そういう感じになるのではないか。

日本はドルに殉死したので、後は頑張りましょう、ということだ。殉死の責任は財務省にでもとらせたらいいが、なくなった財産が戻ってくることはないのだ。DSを吹き飛ばしたら多額な資金移動は国際的にできず、少額なものとなり、かつ公的な仕事となる。
世界は平成の日本のようにこれまでの常識が吹っ飛びカツカツの生活になると思う。日本は平成の経験が先にあるから負けないと思う。

3、前が進めば後ろの整理はますます早くなる

・金融危機は今や利上げの問題よりスキャンダルの問題

世界の大勢は金がないとどうにもない人達ばかり。中国共産党は海外に財産を持って隠していて、これらは国有財産の強奪で儲けた人ばかり。岸も自民党結党資金は満州で稼いだアヘンの密輸密売が元手になっている。戦後、長銀や興銀や日債銀もワリコーやワリサイなど割引債券を売っていて、匿名で買える利率が高いとんでもない債券だった。裏金を表に出すために割引債券を持っていた人たちが昔は大勢いた。
中国で留学していた連中も許認可を賄賂で買っていたり、全然健全ではない。改革開放はインチキの塊でそれをもう辞めにしようということ。

世界で金融危機となっているが、これは利上げの問題ではなくスキャンダルの問題。経営のトップに近い連中がシンジゲートやロンダリングなど、表の報道に出てこないが色々最近浮き上がってきている。
まじめに経営していたら救いようがあるが、スキャンダルがあると救済しようがなくなる。完全に追い込まれてトランプ暗殺をしたい連中も出てくる訳だ。
今起きていることは、DS、国際金融資本全体の本丸の実態が明らかになってきた、こういうことだと思う。

・金融恐慌、産業恐慌、生活恐慌が同時に始まろうとしている

金融恐慌、産業恐慌、生活恐慌、これらが同時に来るかどうかが今回のポイント。
平成の時は金融、産業、生活と順番に恐慌が来た。リーマンショックの時は一方でほぼ同時だった。
今回は同時型だと思う。大体コロナの時に追い込まれて大変な状況だったから。メディアを筆頭に人減らしをしている。
産業恐慌は場合によってはかなりひどくなるだろう。太陽光など代替エネルギーは産業恐慌に既になっているだろう。実態としては3つの恐慌は始まっていると思う。

しかし、本質的にもっと大変なのは、殆どの人が今の状況を理解していないということ。だから、恐慌が起きて金くらいは出すだろうが、今日一日飯が食いつなげたというだけ。理由が分からなければ何処に行ってもいいか分からないから、ずっと大変な状況が続き暫く茫然自失だろう。江戸から明治になったとか、戦争が終わったとか、そういう時にそういう人達は多くいた。

今回の大きく違うのは目に見えないもの、信仰心がないと先に進めない。これがないと良い人達と繋がれない。あるいは、ルーティンの仕事だけやってた人は、自分で考えることが大事となるから、何も仕事が出来ない時代。頭切り替えて引っ込んで何もしないというのもアリだが、決心がつかないと恐慌に巻き込まれて大変な事になる。
平成のバブル崩壊はアメリカにつく連中が勝ち組だったが、今回は弱い人を抱き込む勝ち組はいない。そこが今までと一番違うところ。

・政治、経済、宗教、あらゆる分野でリーダーシップが入れ替わる

恐慌を来ればいつもリーダーシップは入れ替わる。リーダーではなくリーダーシップとしたのは、個人ではなくステークホルダー全体など形が変わるということ。
この先は天と交流が出来ないと進めない状況。その後のシナリオは何もない。ましてや悪神信仰の人たちは全く分からない。この入れ替わりで明るく温かい世界となるだろう。

4、何ができる会場に誰と仲間を組んでいるかが重要なとき

・前に進めなくなる人とどんどん前に進める人の立て分けが進行

経済界を見ていると一言も言わずにフッと煙のように消えていく会社がある。前に進むどころの話じゃない。怒涛の変化が自分の周りに押し寄せてきてどうしていいか分からず意欲を失い諦めてしまった。そういう人達が非常に多い印象。追い詰められた人たちは無言でたたずんでいる光景。
そこにいても何も始まらない。自分から出てくることだ。知って行って見て会ってで仲間を組んでやっていくこと。
色んなことを試しにやってみて、これは得意だ苦手だというのを判断する。普段からやっていないと最後に忙しくなってしまうのだが手遅れということはない。

こういう状況だから、前にいる人は凄い勢いである。色んな邪魔をしていた人たちは後ろでたたずんでいる、見渡す限り信号は緑だ。今こういう意欲を持っているということは天とも繋がり直観もあり技も磨いている。
こういう人達が先に出てきてリーダーシップをとっていくのだと思う。これで次の時代を創る。

自力で腹をくくっていきる覚悟があれば前に進める。国内の紙幣は残るから生活は大丈夫。日本が世界に売れるものがあれば貿易で金も稼げる。食いつなぎたかったら有益なものを創って世界に売ること。海外で売れる世界品質を心掛けること。国内でまず売って、余ったら海外で売る、これで経済は回ると思う。
頭だけでなく体も動かすこと。体も動かさないと物事も成功しない。デジタルだけじゃだめでアナログも相当使いこなさないと活躍できないと思っている。

昨年今年来年、ここがイメージとして世の中が大きく変わる節目。ここから3年から5年で形もだいぶ変わる、その間は大変な事もあると思う。世の中の動きを楽しみながら自分はどうするかと問うて行動していただきたい。

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