藤原直哉氏 令和5年8月 時事解説・時局分析 個人的メモ&動画書き起こし

はじめに

株式会社あえるば」が提供している、国際経済アナリストの藤原直哉氏が語る時局分析・時事解説(無料版)Youtube動画の個人的な備忘録です。

メモの内容は私の意見ではなく動画で語られている内容の要約である点を予めご了承ください。

動画リンク

内容

1、歴史的な金融バブル。実は破綻を隠しているだけではないのか?

・バブルは依然進行中か?、破綻を隠しているだけではないのか?

去年から利上げをして、ウクライナ特別作戦が始まり、こんなことであればドルの資金繰りが厳しいのだから、とっくの昔にあちこち倒産しているはず。JPモルガン、ドイツ銀行、クレディスイス、ダンスケ銀行など、金の裏側にシンジゲートがある組織がある。恐らく全部捕まえてしまったのだと思う。トランプはDSを抹殺すると言っていたが、既に抹殺されているのでは?

金融バブルも会社更生法のような形にしておいて、表はいかにも生きてるようだが、裏は潰れているという仕掛けなのでは?基本的には全部潰れている、組織も存在しない、などそういう話になるのだろう。後は終わりをどう宣言するか。

株も不動産も上がっているが、犯罪の分け前や横領などで成り上がった金持ちを飛びつかせるための罠をはっている相場だと思う。本当は不動産も売り物だらけ。サンフランシスコの中心街はオフィスが半分も余っているらしい。バブルは崩壊している。

経営は止められていて接収されている。従来の金持ちも出来るだけ相場にいざなっているんだと思う。今後トランプ達が金本位制を導入するには、国際金融資本の株も債券もゴールドも召し上げなければならない。
相場を吊り上げておけばそうした連中がキャッシュを突っ込んでくれる。相場を落とせば驚いて彼らも投げ売りとなるからゴールドなども回収できる。

イギリスのフィッチが米国債の格付けを落としたが、振り返ればニクソン・ショックの引き金もイギリスがひいた。更に、ムーディーズはイスラエルの経済が危うい事を記事にして警告を発した。軍がやることは計画実行の前に世論へ警告を予め出す。イスラエルはドルが紙くずかイスラエルが無くなるかのメッセージだと思う。もしかしたら株も金も集めきったかもしれない。

潮目が変わってきたような印象がある。格下げやイスラエル経済の話など金融経済はネガティブ情報が増えてきたので、このあたりで終わりにするような気配がある。絞めるのは絞めたので手を放しても元に戻らないと軍は判断しているのではないか。

中国の江蘇省では改革開放で成功事例となった村が破綻しニュースとなった。中国は破産するかどうかは政治的な意図がある。破綻を表ざたにしてきたということは、これらも計算して実行していることだろう。

・相場の失敗より深刻な組織的スキャンダル

まじめに仕事をしていて経営が行き詰ったら救済など直ぐに来る。善意の経営は救済が速やかに行われる。しかし、昔の山一證券や長期信用銀行のようにスキャンダルを隠すために突然自主廃業にすることがある。リーマンショックの後はマネーロンダリングが問題となり、金融界の裏が見えてきた。しかし、それを蓋をし続けていた。

組織的スキャンダルは犯罪だからとり潰しとならざるを得ない。破綻を隠しながら末端を捕まえ、スキャンダルを暴露して、これは「救いようがないよね」というのを世論にアピールして整理するつもりだろう。相場はヒューズが飛んだようにプチンと終わりになる可能性もある。

・世界の4分の3の国が脱ドル化を進める本当の理由は?

ドルが終わりになりそうだから徐々に新しい通貨に行こうしようという悠長な話ではなく、物凄いスピードで各国の合意がまとまり事態が進展している。
まったくロシアが金融の胴元をやるなど誰が予想したか。中国も人民元を使いましょうなんて、悪い冗談にしか普通は聞こえないはずだ。
しかし、音を立てて国々が脱ドル化して、ルーブルへ人民元へ動いてきている。ということは既にドルは終わっているんだろう。

・管理通貨制度は実質的に店じまいの段階に入っている

ウクライナ特別作戦が始まった直ぐ後に脱ドル化の話がまとまっていた。だから、ロシア・中国は入念に根回しをしていたはず。やればできるという実証実験も終わっているはずである。だから、皆が飛びついた。多分リーマンショック後2008年に登場した仮想通貨で実験が始まっていたのだろう。

いかにもこれからやるようなふりをして、実際は全て段取りが出来ているということだろう。特に日本人にはフェイクニュースで麻酔をかけて、処理が終わった後に覚ますのだろう。

金本位制では管理通貨制度はやらない。金を好きなだけ出せるということはなくなる。これは大分世の中は変わる。
今の世界は実体経済とマネー経済の比率で言えば1:9位である。金を持っているだけの連中が株主になって偉そうに会社へ「あれやれこれやれ」と命令する。金の出しようが足りなければ配当を出せ、社員の首を切れと、滅茶苦茶なことになる。
景気が良くても悪くても安定的に金を出し続けるマネタリズム、この40年世界をやっていてマネーを持っている連中はそれに胡坐をかいていた。

金は資源の一つに戻る。金も世の中と一緒に動くという、そういう世の中になる。だから実体経済を知らない人たちは終わり。金融と実体経済は全く関係ない世界でそれぞれ動いているから、新しい制度では金融の連中が実体経済で生きていけるのだろうか。マネーとは一つの信仰であったがそれが終了となる。

2、最後に残ったウクライナ、バイデン、イスラエル、日本そしてドル

・世界の大掃除は既に大詰めの段階にある

ウクライナの反攻はことごとく失敗した。アメリカとウクライナは敗戦という形にしたくないので、休戦にしてウクライナを東西で分割、西側は戦争準備をしてけしかけたいと考えている。しかし、ロシアは停戦に応じる気配はない。メドベージェフはトコトン戦う構え。

そうするとベトナムやアフガニスタンのように全部投げ出して帰ってくる形になる。西側の政治はもたないしNATOももたない。そうなると、一番最後の西側のウクライナがどんな風に終わるか。
ロシアとしては、ウクライナは完全非武装化、非ナチス化させて、ソビエト連邦の時代の領土までロシアの影響力を取り戻すつもりらしい。

ベトナム戦争では、サイゴンに北ベトナム軍が乗り込んできて戦争が終わりとなった。アフガニスタンはカブールにタリバンが突如乗り込んできてアメリカを追い出した。過去の例で言うならば、ウクライナは最後、キエフにロシア軍が電撃作戦で乗り込んでくる可能性が高いだろう。

ウクライナは人身売買・麻薬・武器の密輸など悪の巣窟だった。麻薬カルテルや生物兵器、人身売買に関わる大手宗教団体など全て暴かれる。そういえば、満州も北からロシアが流れ込んで終わりとなった。

ウクライナの生物兵器研究所が明らかになれば、中央アジアや中国にある研究所も暴かれ、コロナの本当の秘密、ワクチンの真実について暴かれることになるだろう。バイデンはオバマ時代に副大統領だったから、オバマも名誉はく奪となる。さらに、連邦政府自体も敵国だからドルも米国債も帳消しと言うことで終わるのだろう。

イスラエルは予測もつかない事態となった。ネタニヤフが変な法律を通したことで国内でデモが起きて割れている。ここでロシアと敵対しているイスラエル強硬派が浮き上がった。なので、ウクライナにはイスラエルの傭兵が結構いる。イスラエルの地元紙も相当当惑している。1万人の予備役が志願しないと書いている。軍が割れるなど初めてのことで、明らかに今までと異なる様子である。

イスラエルは国内の危機がある場合、イスラエルに弾が撃ち込まれることで、パレスチナとの危機を煽り、国内の不満を外に向ける事で対処してきた。今回もそんな風になるのかなと思っていた。しかし、既にもう手遅れに近い状況で完全に割れている。

日本はとにかく麻酔がかかっていて日本人がドルの事で騒がないようにしている。財務省もドル高円安は望ましくないとのことで上限金利を0.5%以上に引き上げた。

そういえば、アメリカの格下げの件はNHKなどでも報じられたが、今まではこういう体制に不利なニュースは取り扱わなかった。収束に向かってきているのだろうか。

関係者の様子だと世界の大掃除は大詰めの段階に入ってきているようだ。トランプはプロレスをやっていて段取り通りに演じている。トランプは終始選手の目線である。しかし、フリン将軍やマクレガー大佐など、プロレス解説である関係者の発言が変化しているのだ。どう見ても大詰めの段階。
昨日は空中作戦機が3機同時に飛んでいた。異例の模様。危機的な事があって何かやっているのだろう。

・この5つは同時に終わるのではないか?

ここまでくると、ウクライナ、バイデン、イスラエル、日本、ドルは5つ同時に終わるのではないか。

太平洋戦争のときも、日本は本土決戦は終わったが、満州も、朝鮮半島も、台湾も、南洋も、樺太も、中国大陸も、外地の決済手段としての円も、軍部も、新聞も、日本政府も、戦前の天皇制も終わった。

だから今回も同時に終わるのではないか。そういえばTwitterもXとなった。Googleはどうなるのだろう。

この先、最後は軍が出てくる。我々が見ている映画の世界では政治家、役人、司法が一緒になって悪をやっている。1月6日にたまりかねたアメリカ民衆が、大統領選挙の不正を議会に直談判したら、議員は逃げて談判した者たちは逮捕され刑務所に入れられた。こうなったら、軍が出てくる以外に手段がないという結論となる。こういう風に軍の正当性をアピールしているのだ。

・軍の作戦の息遣いが伝わってくる

トランプは悪党たちは外国に追い出すと言っている。グアンタナモ、グアム島、オーストラリアのクリスマス島、グアテマラが候補となる。悪党たちは全員収容所行きとなる。ナチスがユダヤ人を収容所に入れたのと逆で、収容所にナチスを入れて封じ込めるという話。

最後どんな形で終わるにせよ、新しいアメリカを建国する際の大義という意味で歴史を作らないといけないから、長い目で見た場合に、現在の軍の作戦にはきちんとしたストーリーがあってセットアップされているはずだ。そして、この一連の手続きは将来的に公表されるはずだ。

我々はメディアの現在の報道でウクライナやバイデンの事を見聞きするが、これは悪人の自白を目撃しているのだ。最後にまとめて公開したら驚くし信じない人もいるから、既に何年もかけて映画仕立てにして悪い事を一般に周知徹底させている。

・一番最後に出てくるジョーカーはどんな顔をしているのか?

悪党たちは金の神にとりつかれている。どんな奴かと気になるが、本当の悪党は意外に普通の人だったりする。完全に悪神に憑依されている。しかし、今回は憑依した悪神が逃げる場所もない。そうすると、逃げる先が無いのでいよいよ悪神の本当の顔が見えてくる。どんな形で見えてくるのだろうか。興味深く見守っている。

3、二極分化の内外経済はブラックホールとビックバン

ブラックホールは吸い込まれて終わるもの、ビックバンは新しく創生されるものの例え。

・宇宙人の遺体の存在まで米議会宣誓証言で出てきた

UFOを見たという証言、墜落した宇宙船から宇宙人の遺体を取り出してアメリカ政府が所持しているという証言が出てきた。

原爆実験をやっていた時代に、パラレルワールドから非人間存在が来ていてアメリカ軍の演習や軍用機の運行の邪魔をしていた。一つ明らかなのは、軍の作戦が彼らにとって邪魔だと感じていて妨害をしているらしいこと。我々は閉じた宇宙感を改めなければならない。

宇宙はマンションの部屋のようなもので、それぞれの部屋が小宇宙、マンション一棟全体のことを大宇宙である。いわば、地球という小宇宙の部屋で核実験やらでドタバタしたら、隣の部屋の小宇宙からクレームが来たのだ。それなら、今の宇宙は閉じておらず大宇宙に開いていると言える。別の小宇宙に行けるかもしれない。そうすると今までの自然観はひっくり返る。
そして、マンション全体の管理組合の方針を知ることは大事で、大宇宙の方針を学んで活かさないといけない。

・ブラックホールに入っていき、蒸発していく組織の特徴

ブラックホールに入っていく組織はエネルギーが抜けていく。元気のいい、仕事が出来る人から辞めていく。そして、組織の重力が歪むため理不尽が増えてくる。

ブラックホールに入るとその過程でいきなり組織が消滅する。昭和20年8月15日もそうだった。「振り返ればなんであんな馬鹿な事をしていたのだろう」と語る時代が来る。

・シンギュラリティーに達してビックバンが活発化する組織の特徴

個人も組織もエネルギーがある点を超えた瞬間に、今までできなかったことができるようになるとか、質的に人や組織が変わることがある。それが特異点、シンギュラリティというものだ。AIにはそれはできない。

人間はシンギュラリティを人生で何回経験できるか、それが人生の醍醐味だ。結びの「むす」という感じでシンギュラリティ直前の組織の様子は熱気でムンムンとしている。そういうところは新しいものが生まれて組織が活発化していく。蒸す状態がやがて行動として「発散」となればビックバンとなる。

・エンコした人たちと前に進む人たち。時代は誰にも止められない

エンコはもう前に進まない。シンギュラリティを体験した人達はどんどん前に進んでいく。

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