法人・個人を問わず、源泉税の計算と支払は多くの事業者に関係する事項です。
当事務所では「納期の特例(源泉徴収の対象者が少数の場合に、国税への届け出により毎月における源泉税の納付を、1年に2回の納付とできる特例制度)」を利用されているお客様が多いのですが、納付時期の近くになると納付書の記入について質問をよくいただきます。
パソコンを用いてe-Taxで源泉税納付書を作成した場合、ネットバンキングで源泉税を納付する(ダイレクト納付…電子納税の手法の一種)と、窓口に納付書を持ち込む手間が省けますので利用することを強くオススメします。
はじめる前に
電子納税に対応している金融機関
お使いの金融機関がインターネットバンキングに対応しても、ダイレクト納付に対応していない可能性があります。
下記のサイトからお使いの金融機関がダイレクト納付に対応しているかお調べください。
https://www.pay-easy.jp/where/search.php#tab1 (ペイジー/利用できる金融機関)
金融機関名から検索して、「国へのお支払い」の見出し中、ダイレクトの項目にチェックが入っていれば利用可能です。
源泉税をネットバンキングで納付する方法
国税庁のe-Taxサイトへアクセスする
★ブラウザはInternet ExplorerかMicrosoft Edgeを使用してください
国税庁のe-Taxサイトへアクセスします→ https://www.e-tax.nta.go.jp/
トップページを下部へスクロールし、一番下のメニューより「e-Taxソフト(WEB版)のログイン」を選択します。
e-Taxソフト(WEB版)にログインする
e-Taxソフト(WEB版)の画面が立ち上がります。メインメニューからログインを選択します。
利用者識別番号と暗証番号を入力してログインする
ポップアップでログインに必要な情報を入力するフォームが出てきますので、利用者識別番号と暗証番号を入力してログインします。これらの情報を取得していない場合、「開始届出書」を提出する必要があります。
※当事務所は全て電子申告で対応していますので、お客様には利用者識別番号と暗証番号を共有させていただいています。不明な場合はお問合せ下さい。
※源泉税の納付に関しては、マイナンバーカード等(電子署名)は不要です。
【参考】https://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/yokuaru01/17.htm
ログイン後メインメニューより「送信結果・お知らせ」を選択する
送信結果・お知らせより、「メッセージボックス一覧」をクリックします
メッセージボックス一覧より、「報酬・料金等の所得税徴収高計算書」をダブルクリックする。
受信通知(納税区分番号通知)の画面より、電子納税⇒インターネットバンキングを選択
受信通知(納税区分番号通知)の画面が新規タブで立ち上がるので、ページを下にスクロール、「電子納税」という見出しの「インターネットバンキング」ボタンをクリックする。
e-Govのwebサイトが立ち上がるので、お使いの金融機関情報に基づき順次選択
e-Govというwebサイトが新規に立ち上がるので、お使いの金融機関を選択し、順次クリックしながら回答していきます。最後に、お使いの金融機関のインターネットバンキングが立ち上がりますので、IDとパスワードを入力し、支払いを完結させてください。