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対面時におけるマスク非着用の理由について

ご案内

当事務所では、これから述べる以下の考え方に基づき、お客様と対面しますのでよろしくお願いします。
マスク無しで面会することに対して、何も感じない方もいれば、「え?」と驚きを持たれる方もいらっしゃいます。
また、以前にメディアで取り沙汰されたマスク警察など、一部の取り分けセンシティブな方(過激な反応をされる方はいないと信じていますが・・・)が万が一いることも想定し、一応のポリシーに長い理由を沿えて書こうと思った次第です。

弊所では、原則としてマスク着用はしません。また、対面させていただくお客様へもマスク着用を期待していません。

この理由については下記のとおりです。

・マスク着用の有無が濃厚接触者の判定に

・現在、保健所が一律に濃厚接触者を特定する指導をおこなっていないため

多くの人が心配されていることが、身近に陽性者が出た場合に自分が濃厚接触者と特定されるリスクだと思います。濃厚接触にあたると医療機関での隔離により社会活動に制限がかかるため、その期間働けず収入が得られなくなったりなどのデメリットがあります。
この濃厚接触者の認定は保健所が行なっていました。そのため、飲食店などにおいてクラスター発生時には芋づる式に濃厚接触者が特定され、店は社会名声上の傷を負うなど事業者側はかなり戦々恐々となっていました。

しかしながら、現時点(2022年6月)において保健所が濃厚接触者の特定を行なうことはしていません。

濃厚接触の定義には2つありまして、同居家族が医療機関で陽性判定を受けた場合と、家族以外で陽性者と接触し、その陽性者の症状発生から2日前までに接触した場合の2つがあります。

この後者のケースについては、保健所など行政が介入して濃厚接触を特定(レッテル貼り)することはしていないため、濃厚接触者であるかどうかは”推定”になります(ただし医療機関と社会福祉施設は除く)。
従って、陽性者が出た場合には、関係者が連絡を自主的に取り合いながら、その個々人が濃厚接触であると各自で判断することになります。

以上は私自身が藤沢市の保険課へ電話で直接確認した事実です。

なお、マスク着用していれば濃厚接触にならない訳ではありません
マスクをしていても、身体的な接触があった場合や、閉鎖空間で何時間もいた場合には濃厚接触が疑われるケースがあります。
また、以前は陽性者と食事を一緒にしていたという事実をもって、保健所が無限定に濃厚接触者と特定していた時期がありました。

マスク着用の有無で問題となるのは、2M以内の距離で15分以上接触していた場合の

以上は私が市役所保険課と保健所に電話で直接確認をとっている事実です。

濃厚接触者の推定であり、保健所がそもそも推奨ではあり強制ではありません。

・マスク着用は感染予防のための対処療法的手段の一つに過ぎないため

私は医療機関関係者ではないので、以下はあくまで個人的意見になります(ご批判もあるとは承知します)。

新型コロナに限らず風邪やインフルエンザなど各種の感染症に対しては、睡眠をしっかりとる、不摂生を控え体に良い食べ物を取り入れ、運動をして体力低下を防ぐなど努め、基礎免疫を上げることが肝要だと思われます。

医療団体などの公衆衛生の権威筋は、マスクを着用することが、手洗いやうがいの徹底、人込みを避けることと同列に、感染予防に効果があると訴えています。しかしながら、これらは対処療法的な対策の一つに過ぎないと私は思います。
予防という観点をとるならば、風邪であろうが麻疹であろうが、そういった病気全般にかからない自己免疫の強い身体を作ることが、根本的に大事な心掛けであるような気がします。

ワクチンの接種有無が見かけではわからないのに比べ、マスクは「予防意識がありますという」視覚的アピールの効果がありますので、マスクを付けていないと、相対的に感染対策への意識が低いとみなされるやすいのかもしれません。

しかしながら、マスクの着用は感染予防に関して絶対的に効果がある訳ではなく、その人の免疫が低ければ何処かしらから感染し、病気のキャリアーとして機能してしまいます。

従って、対処療法的対策よりも抜本的対策である免疫力の向上が大事であるという意識から、マスク着用による予防効果はあくまで限定的であるという意見です。
感染流行したここ数年は、特に健康意識を高めて身体作りに努めていますので、私にお会いした際には具体的に何をやっているか聞いてみてください。

・マスク着用により熱中症の発生や持病(パニック障害)の悪化が懸念されるため

私は軽度のパニック障害による自覚症状があります。対面時にこちらから長く会話を続けていると、息苦しさにより動悸や吐き気などの発作が起こることがあります。また、電車やタクシー、エレベーターなど自分の意志で身動きがとれなくなる閉鎖空間はあまり得意ではありません。マスク着用をしての長時間の活動は息苦しさを増長させ、パニック障害の発作が起きた場合の症状が悪化します。

私のように障害や持病のためにマスク着用が難しい人々が一定数存在します。自治体によっては、こうしたマイノリティーの人々の存在を周知するためにお知らせをしているところもあります。マスクを着用できない人がいることに対して、社会全体の理解が求められると書かれています。
【藤沢市】マスク着用の考え方と子どものマスク着用について(令和4年5月20日時点)

マスクをしていない方に対して、厳しい視線を向けたり、心無い批判をするのではなく、まずは「何か理由や 事情があるのかもしれない」と想像してみてください。

藤沢市 健康医療部 保健予防課新型コロナウイルス感染症対策担当

<他自治体>
【つくば市】マスクを着用できない方への御理解をお願いいたします
【練馬区】マスクをつけられない方がいます~皆様のご理解をお願いします~
【佐賀市】マスクを着けられない方への配慮について

また、2021年までは緊急事態宣言の影響により8月前後の夏の盛りに面会することは殆どありませんでしたが、今年からは暑い時期に面会をする機会が増えてきます。そうなると懸念されるのが熱中症です。マスクをつけたままでの夏場の活動は熱中症の危険が伴います

・日本では今まで一度もマスクの着用を義務化していない

すでに報道でご存じのとおり、殆どの諸外国、特に西欧諸国では2022年初頭よりマスク着用義務を解除あるいは大幅に緩和しています(ヨーロッパの例)。これらの背景にはマスク着用が法律や条例で義務となっていたという事情があります。

司法の世界では、公共の福祉のために個人の権利が制限される事例があります。例えば、ダムや飛行場の建設など、それにより利益を受ける人々が多大であり、そこに住む少数の住民の権利より優先されるべきだから、住民の反対を退けて建設を許可する、という裁判が下ることがあります。この公共の福祉を優先するという概念に基づいて、西側諸国では私権を制限してでも強力な行動規制をかけていたというのがバックにあるようです。

一方で日本においては、COVID規制に従わない人を逮捕したりするような法律的強制力を持った規則は存在しません。
小売店で起こるマスク騒動は、換言すると公共の利益(店は感染者を出したくないため客に対策ルールを守らせたい)と個人の利益(客は自由に店で買い物がしたい)が衝突する問題です。
これについて日本の司法はどういうジャッジを下すのかは、仮にマスクの着用をしないでお店に入ったことでトラブルとなり、店から訴えられたor店を訴えた裁判が出てきて、その裁判の結果を待ってみるしかありません。これが最高裁まで行けば司法トップの見解がわかるわけで興味深いとは思いますが、このテーマでの裁判事例は存在していないようです。

したがって、日本ではマスク着用が義務化されていないため、個人の権利としてマスク着用しないという選択肢も普通に存在することを忘れてはいけません。

ところで、「マスクを着用しないと入れません」といったお店を見聞きする当たり、実質的にマスク着用を強制しているのでは?と疑問を抱く方もいると思います。
店側がお客に強制力をもって命令が出来ると信じているのか、あるいは強めの口調で表現することで協力をよりお願いできると思っているのか、定かではありませんが、とあるサイトの弁護士の解説によると、日本の法律では他人にマスク着用の強制を行なうことは難しいのが結論だそうです。

お客様に対し、マスクや手洗い、アルコール消毒を物理的な力を用いて強制することは、刑法上の強要罪(刑法223条)や暴行罪(208条)などにもあたり得るものと思われます。

よって、マスクや手洗い、アルコール消毒を物理的な力を用いて強制することはできないものと思われます。

顧客や入場者にマスク・手洗いを強制できるか – 企業法務リーガルメディア

「マスク未着用のお客様の入店はお断りします」
このような張り紙があるお店では「強制では?」と感じるのがごく普通の心情で、「仕方ないからするか」とこの店にマスクをして入った場合、これはあくまで店側のお願いに応じてお客様が自主的に協力していただいた、という形になるため結果として強要にならないのだ、という解釈も成立しそうです(ちょっと癪に障りますが)。
しかしながら、あなたがノーマスクで入店して店主が物理的に威圧をしてあなたを排除した場合、これは強要罪に該当しそうです。

また、これとは別に、マスク着用者と非着用者を差別することは憲法で保障している人権の侵害になる可能性があるようです。

やはり、日本では感染対策は協力ベースであり義務や強制ではないことには変わりありません。

さて、このような記事を書いていることから分かると思いますが、弊所では感染対策に関してお客様に強制のようなお願いをすることは一切ありません。もちろん、マスクを着用するなと言っている訳ではありませんので、してもしなくても一向に構いません。それは個人の自由です。

■健康には気を付けています

私自身の健康状態に問題がない事を確認してからお客様のもとへ訪問させていただいています。上の理由の中で述べた通り、感染対策については自己免疫を

無症状で感染を広げているという疑惑がある場合、これに関してはマスクを着用して飛沫を防ぐことは効果があるので、上で述べた私の理由は伝わらなかったかもしれません。

しかし、恥ずかしながら私の素朴な疑問なのですが、無症状で誰しもスプレッダーのリスクがあるというのであれば、全ての人間はコロナの潜在的感染者とみなされる訳ですので、家族や友達、恋人との付き合いも不可能な気がします。家庭を持たれている方でしたら、常に2M以上距離を保ち、家では常にマスクをし、食事は常に無言で摂る。夫婦や親子供とのスキンシップはなし。ここまで徹底されているお客様でしたら尊敬に値しますのでおっしゃってください。私も少し考えを改める必要があります。

■メッセージ

2020年より新型コロナの流行に伴い、感染対策の名目で各種の行動制限がかけられました。コロナ明けで徐々に解除されてはいるものの、制限が及ぶ日々はまだ続いています。
ワクチン接種など何の予防策をどこまで講じるかなど、感染対策の為に個々人がどこまで取り組むかについては、生活環境やその人の信条に応じて個人差が大きいものです。思いやりとは同調圧力のことではないのに、これが社会の見えない軋轢を生み、世間に生きづらさや閉塞感を漂わせている原因ではないかと私は疑問に感じています。

しかしながら、社会に光明をもたらすのは明るく温かい価値観だと思います。この案内をご覧になられて、様々な思いを抱かれたかと思います。ここはどうか、細かい価値観の差異に目くじらを立てず、お互いに尊大な心で許容しあえる人間関係を持ちたいと、私は望んでいます。

社会生活の中で,自分とは違う行動をする人,自分とは異なる考え方の人に出会うことも,少なくありません。そのような場面に遭遇すると,違和感を覚えたり,釈然としない気持ちになってしまうこともあります。ただ,そこで少しだけ立ち止まって,そのような人たちに対する自分のそうした感情が,誤解や思い込み,無自覚な差別意識・偏見などによる過剰な反応から生まれたものではないかを考えてみることが,お互いを尊重し合う社会であるために必要なことなのではないでしょうか。

自粛警察と誤った正義感 – 法務省
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